余分な幸せ

 甘いものの代表格「お菓子」。

子供の頃の記憶を辿ると、子供用のビスケットから始まり駄菓子、クリスマスの手作りクッキー。日常生活には必ずお菓子の存在がありました。
中でも、鮮明に覚えているのはクリスマスに母と作ったクッキーの美味しさ。
生地を混ぜ、様々な形の型でくり抜き、オーブンに入れると漂う甘い香り。一つ一つの作業に小さな感動を覚えたものです。
子供の頃の私にとってお菓子作りはマジック(魔法)でした。
卵、砂糖、小麦粉、バター、、、形のないそれら材料を混ぜて焼くだけで、素敵なお菓子に大変身するのですから。
母の作るお菓子を見ているうちに、私はお菓子(作り)の虜になりました。
私の母はお料理が上手な上、お菓子作りもとても上手。ケーキやロールパンにスイートポテト、アップルパイ、、、、
休みの日や特別な日にお菓子を作ってくれました。そして、私にお菓子作りの楽しさを教えてくれました。そしてそのお菓子達は、その時々の特別な「思い出」と現在を繋いでいるのです。

お菓子は、生きるために必要な食べ物ではなく、どちらかと言えば「余分なもの」。
すみっこにある余分なものだからこそ、日常生活に潤いを与え、幸せな感情を湧き起こす不思議な力があるのでしょう。

これから少しずつ、私の大好きなお菓子について書いていこうと思います。


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